ココモ法
勝率3分の1、配当3倍のゲーム(たとえば、ルーレットのコラムやダズンなど)に有効なオンラインカジノのマネーシステムです。
1回の勝ちでそれまでの損失を取り戻せる点ではマーチンゲール法と同じです。
ココモ法の大きな特徴は、連敗すると勝った時の利益が大きくなることです。
やりかた
負けたときに前2回分のベットを足した額をベットするだけです。
1ドルからスタートして10連敗したとすると、ベット額は以下のようになります。
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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ベット額 | $1 | $1 | $2 | $3 | $5 | $8 | $13 | $21 | $34 | $55 |
収支 | -$1 | -$2 | -$4 | -$7 | -$12 | -$20 | -$33 | -$54 | -$88 | -$143 |
前回と前々回のベットを足した数をベットしています。
方法はマーチンゲールと似ていますが、必要ベット額の上昇率が穏やかです。
ここで各回で勝った場合の配当金を確認してみます。
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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ベット額 | $1 | $1 | $2 | $3 | $5 | $8 | $13 | $21 | $34 | $55 |
利益 | +$3 | +$1 | +$2 | +$2 | +$3 | +$4 | +$6 | +$9 | +$14 | +$22 |
負けが続いたほうが、勝ったときの利益が大きいことが分かります。
マーチンゲール法は、いつ勝っても得られる利益は1単位分ですが、ココモ法はいつ勝てるかによって利益が変わってきます。
ポイント
マーチンゲール法に比べると穏やかではありますが、ベット額が上昇していくので、残高とテーブルリミットには注意が必要です。
マーチンがイーブンベットに有効であるのに対してココモは勝利率が3分の1のゲームに有効なマネーシステムになるので連敗する確率が高くなります。10連敗以上したときのベット額が以下のようになります。
回数 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
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ベット額 | $55 | $89 | $144 | $233 | $377 | $610 | $987 |
マーチンゲール法ほどではありませんが、必要ベット額が上昇していきます。テーブルリミットの関係で続けることが出来なくなると、一回の勝ちで負け分を取り戻すことが不可能になりますので注意しましょう。
負け続けた時の合計必要ベット額をまとめてみます。
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | ・・・ | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
必要ベット額 | $1 | $2 | $4 | $7 | ・・・ | $232 | $376 | $609 | $986 | $1596 |
15も連続で負けると1596ドルも使うことになります。
次勝てるか分かりませんし、こわいですね!
マーチンゲール法に比べるとゆるやかな上昇ですが、勝率が3分の1になるので連敗する可能性も十分にあります。
でも、この15回目では610ドルベットして、勝てば一気に234ドルのプラスになります。
こういうところがココモ法のいいところかも。